タイラノールの武勇伝
1982年9月30日シカゴ郊外で、7名が原因不明で死亡する事故が起きました。
その後の調べで7人は、ジョンソン&ジョンソン社の「タイラノール」を服用していたことが判明。
知らせを受けた同社は、タイラノールと死亡の因果関係が証明されていないにも関わらず、全米で流通されるタイラノール3100万箱、市販価格にして1億ドル分を即座に回収しました。
結局死亡事故の原因はタイラノールのカプセルに混入された青酸カリだったことが分かったのですが、この時のJ&J社の対応は「自社の利益を投げ出して国民の健康を優先した」と言われるようになり、「グッドガイ(正義の味方)」の名声を得るまでに至りました。
この時のJ&JのPR戦略は、今でも危機対応のベスト・プラクティスとされています。